第1回フォーム練習会レポ

6月7日に第1回RunSunフォーム練習会を開催しました。

たった90分の練習にも関わらず、参加者様のフォームに様々な変化が現れたので、今回は練習会でどのようなことをしたのか書いていきます。

参加者様のお悩み

参加者の皆さんは、それぞれ異なる悩みを抱えていました。

  • 外反母趾
  • スピードが伸びない
  • 長距離を走ると膝や腰が痛くなる
  • 足が攣りやすい
  • お尻がうまく使えない
  • 左右で足の動きが違う
  • 坐骨神経痛がある

一見すると全く別の問題に見えます。

しかし、実際に体の動きを見ていくと、多くの人に共通していることがあります。


それは、「走る時だけに問題があるわけではない」ということです。

痛みや不調は、日常の動きの積み重ねから生まれます。


椅子に座っているとき・立ち上がるとき・階段を上るときなど、何気ない動作の積み重ねによって、体には少しずつクセが作られていきます。

そして、そのクセを抱えたまま走ることで、

  • 膝が痛くなる
  • 腰に負担がかかる
  • 足が攣る
  • 心拍数が上がりやすい
  • 思うようにスピードが出ない

といった結果として現れるのです。

つまり、走りの問題は「走りの中だけ」で解決するとは限りません。

まずは日常から続いている『身体の使い方』を見直す必要があるのです。

身体の使い方を基礎から学ぶ

今回の練習会で最も大切にしたテーマは、「身体の使い方を知ること」でした。

一般的なランニング練習会というと、

  • 長い距離を走る
  • インターバルを行う
  • フォームを細かく修正する

というイメージがあるかもしれません。

しかし今回は違います。

90分の練習会のうち、実際に連続して走った距離は2kmにも満たないほど。

多くの時間を使ったのは、

『自分の身体がどう動いているのかを感じること』

でした。

走る時、多くの人は「足の着き方」「腕振り」「スピード」などを意識します。

もちろん大切なことですが、その前にもっと重要なものがあります。

それが、『身体の軸を感じること』です。


そして身体の軸はどこかというと、「胸椎」になります。

胸椎運動の重要性についてはコチラの記事をお読みください。

ランニングで腰や膝を痛める人の共通点

胸椎の中には「脊髄」という神経の束が通っており、脳からの指令を筋肉や関節に伝えることで身体を動かすことができます。

だから、どれだけ「足の着地」「腕振り」を意識したとしても、中心軸である胸椎の動きが悪ければ、身体は思うように動いてくれません。

反対に、身体の軸である胸椎(脊髄)がスムーズに働ける状態をつくることができれば、無理のない自然な動きにつながるのです。

そこで今回の練習会では、身体の使い方を知る=体の軸を知るためのエクササイズを行いました。

STEP1:真下着地の感覚を身につける

まず行ったのは、真下着地の感覚トレーニングです。

ランナーの方であれば「真下着地をしよう」と努力されている方も多いのではないでしょうか。

ただ実際には、ほとんどの人が足を置く位置ばかりに気を取られて、うまくできていません。

そこで練習会では身体の軸=胸椎を意識しながら真下に着地する感覚を身につけていきました。

ここで活躍するのがRunSunワラーチです。

地面からの反発を直に感じられるので、シューズより圧倒的に身体の軸を感じられ、感覚を養うことができるのです。

実際に参加された方からも、「今までは足やお尻ばかりを考えてたけど、軸を意識したらラクに動けるようになった!」というお声もいただきました。

STEP2:上半身の使い方を知る

次に、チューブを使った上半身のエクササイズを行いました。

参加者の多くは肩が前に入りやすい、いわゆる巻き肩の傾向がありました。

肩や胸まわりの使い方が変わると、身体の軸が安定しやすくなり、

  • 足が上げやすくなる
  • 股関節が動きやすくなる
  • 接地位置が変わる

など、足の動きを修正しているわけではないのに、走りに必要な動きが自然と整っていくのです。

参加者様からも、「上半身の大事さがわかり、すごく前に進みやすい感じがしました!」というお声をいただきました。

STEP3:身体の背面を使える身体になる

最後にお尻や背中、ふくらはぎなど、体の背面にある筋肉を使いやすくするエクササイズも行いました。

これらの筋肉が適切に使えるようになると、必要以上に頑張らなくても自然に前へ進めるようになります。

参加者様からも「歩くだけでも勝手に前へ進む感じがする!」という声が多く聞かれました。

参加者様の変化

2名ともエクササイズ前後で走り方が変わりました。

目線が下向きだったのが、真っすぐみられるようになったり、胸が大きく開き、姿勢が良くなっているのが分かります。

接地する足の位置が変わっているのも分かりますね。

ご本人も実感したようで、エクササイズ後の走りに推進力が出て楽に走れたとおっしゃっていました。

他にも下記のように様々な変化の声をいただきました。

トレーニング内容が今までやったことのないことばかりで驚きの効果でした。実施後のランニングで胸が勝手に開いて、頭から足まで流れるような動きができるようになり、開放的なフォームに変化しました!

ワラーチで地面からの反発をもらうと楽に走ることがわかり、ワラーチランの大切さを再確認しました。あと上半身の重要性もわかり今までは足だけで走っていたことに気づけてよかったです!

「反発をもらう」ことを初めて体感できました!今までは姿勢やお尻を意識して走ることはあっても、お尻以外の体の背面を意識することはなかったので、今後の練習で意識して走ろうと思いました!

今回の練習会では走る際のフォーム指導はほとんど行っていません。

それにも関わらず、立った状態でのエクササイズだけでも、これだけ変われたのです。

これは日頃から体に向ける意識を変えて生活することが、走り方の質を高めることの証明とも言えますね。

第2回フォーム練習会のお知らせ

大好評だったRunSunフォーム練習会の第2回目の開催が決定しました!

RunSunワラーチを履いているけれど、

  • この走り方で合っているのかな?
  • もっとラクに走れるようになりたい
  • 痛みや怪我を減らしたい
  • タイムを伸ばしたい

そんな方に、RunSunJapanトレーナーである私が直接身体の使い方をレクチャーします。

<こんな方におすすめ>

  • RunSunワラーチを持っている
  • フォーム迷子になっている
  • 走り方を一度ちゃんと教わりたい
  • 怪我や痛みに悩んでいる
  • もっとタイムを伸ばしたい
  • 楽に走れる感覚を身につけたい
  • RunSunワラーチをもっと有効に使いたい

<開催概要>

開催日:2026年7月12日(日)
時間:AM7:30〜9:30
場所:国立競技場付近(東京都新宿区)
定員数:
15名
参加費:3,300円

申し込み締切:締め切りました

RunSunワラーチは、ただ履くだけの道具ではありません。

足裏の感覚、身体の連動、自然な接地を感じることで、走り方そのものを見直すきっかけになります。

このイベントを通じて、「ラクに走れる」「気持ちよく進める」感覚を一緒に探していきましょう!

RunSunワラーチは”感覚”を育てる

今回のイベントを実施してみて私が感じたのは、『RunSunワラーチを履かれている方は感覚がいい』ということです。

過去にランナー向けのイベントをやってきましたが、シューズだけで走っている方は足裏の感覚や地面からの反発を感じにくくなっていて、

「真下着地」「お尻を使う」といったスキルを身につけるまでにかなりの時間がかかりました。

しかし今回参加された方々は、普段の練習の中でRunSunワラーチを活用してくださっている人ばかりで、

ちょっとしたドリルを行うだけでも「腕振りがラクになった!」「足が前に出やすい!」など、すぐに身体の変化に気づけていて驚きました。

たった90分でフォームがガラリと変わった方もいます。

改めてRunSunワラーチの素晴らしさを感じたイベントでもありました。

第2回目の開催も決まったので、次の練習会でも直接お会いできることを楽しみにしています!

この記事を書いた人

望月 竜弥 /RunSunJapanトレーナー

<経歴・実績>

  • 2007年Jリーグ京都サンガF.C.のトレーナー
  • 2007〜2009年大学野球・大学ラグビー選手の治療・トレーナー
  • 2018〜2020年市民ランナー向けのランニング教室運営
  • 千葉県にて子どもの体操教室や大人向けの運動学習塾を運営中
  • RunSunワラーチ販売店

<保有資格>

  • 鍼灸あん摩マッサージ指圧師(国家資格)